通常のデイサービスは利用時間が決まっているため、どうしても利用者の生活リズムにご家族が合わせるというかたちでした。しかし、看護小規模多機能型居宅介護では、「朝はゆっくりしたいから昼から利用したい」・「今日は家族に用事があるから夕飯まで利用したい」などひとりひとりの事情に合わせたプログラムを利用することが出来ます。サービスを利用することで、ご家族の精神的・身体的な負担を軽減し生活を支援することが出来ます。
複数の事業所でそれぞれに行っていた、服薬管理・お買い物・食事・通所・ショートステイ・受診時の介護などのサービスを、一か所で受けることが出来ます。情報を共有した顔なじみのスタッフが臨機応変に対応しますので、利用者様もご家族も安心です。
「子供が風邪をひいてしまった」、「家族の出張や旅行が重なって、家に誰もいない日がある」など、ご家族にも様々な事情があるかと思います、ショートステイでは直前の宿泊予約が困難な場合も多いですが、看護小規模多機能型居宅介護では、少人数制のため部屋に空きがある場合、急な「泊まり」も対応可能です。宿泊時も顔なじみのスタッフが対応いたしますので利用者様も安心してご利用いただけます。
退院後の在宅復帰が不安という方も多くいらっしゃると思います。看護小規模多機能型居宅介護では「通い・泊まり・訪問」サービスの組み合わせにより、安心した在宅生活を支援いたします。利用者様の体調や気持ちに合わせて、サービスの変更・調整も可能です。
例えば、「退院したばかりで家での暮らしが不安」という方へは、連続の泊まりのサービスを利用することを提案いたします。泊まりの中で、利用者様へ在宅復帰の支援を行い、必要な福祉用具や住宅改修などを検討・提案いたします。利用者様が安心して在宅生活へ戻れるよう、在宅復帰までの支援体制を構築します。在宅生活へ復帰した後も、通いなれた場所への「通いサービス」や、顔なじみのスタッフによる「訪問サービス」などを継続して受けることが出来ます。
高齢者ご夫婦(共に認知症状の方)の場合、これまでに様々なサービスを勧めるも理解困難でありましたが、看護小規模多機能型居宅介護では、様々なサービスを同じ事業所・同じスタッフで対応するため、情報の共有が密にとれ工夫しながら無理なく安心してサービスを受けられます。
要介護(1~5)の方は、現在デイサービスなどの利用回数に決まりがありますが、看護小規模多機能型居宅介護ではひとりひとりの状況に応じた対応が可能になります。例えば、「毎日定期的に通いたい」、「入浴介助の回数を増やしたい」などのご希望に対応可能です。